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2016年10月28日

脳卒中後の歩行リハビリ治療にロボット活用

最近「ドローン」という単語をよく耳にしますが、医療業界にもロボットの波は来ているようです。

以前から介護現場で使われているロボットはありましたが、今回ニュースで見かけたのは、歩行リハビリに活用できるロボットです。

装着型ロボット「HAL(ハル)」を脳卒中後の歩行障害のリハビリ治療に活用しようと、全国の7病院で臨床試験(治験)が始まった。HALを使った治療は今春、筋萎縮性側索硬化症(ALS)など神経や筋肉の難病を対象に公的医療保険の適用となったが、患者数が格段に多い脳卒中での承認をめざしている。

今回の治験に参加するのは筑波大病院、茨城県立医療大病院、筑波記念病院、志村大宮病院(いずれも茨城県)、国立病院機構新潟病院、福岡大病院、福岡リハビリテーション病院。脳卒中発症後5カ月以内で、片側に運動まひがある人が対象で、片脚に装着するタイプのHALをつけて5週間治療し、効果を確認する。センサーとモーターで歩行を助け、「歩けた」という感覚を脳にフィードバックすることで機能回復が期待できるという。

引用元:http://www.asahi.com/articles/ASJBM5JJQJBMULBJ00M.html


個人的にびっくりしたのは、『「歩けた」という感覚を脳にフィードバックすることで機能回復が期待できる』の部分です。

成功体験を作る、って精神的な話かと思っていましたが、肉体的にもフィードバックできるものなんですね。


今回は脳卒中後の患者のリハビリに対して、ということですが、「歩行障害のリハビリ」に使えるという観点であれば、他の病気にも使えそうです。
今回はまだ治験段階見たいですが、早く結果が出て保険適用対象になると良いですね。


ちなみに、今回取り上げられているロボットはサイバーダイン社の「HAL」というものらしいですが、調べてみたら海外ではすでに活用されているみたいです。
サイバーダイン社「HAL」の活用例

国のお偉いさんがロボット手術受けたとか話題になる時代ですが、医療分野のロボット進出が当たり前になる時代が、もうすぐそこまできているんでしょうかねぇ。







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